「世界の終わりの地政学」という本があります。アメリカの地政学ストラジテスト、ピーター・ゼイハン氏の著書で2022年アメリカで発行され、大きな反響があったといいます。日本では2024年7月、集英社から上下二冊が発行されました。
半年以上も前の発刊ですが、私は、この本を1月30日の日経・グローバルオピニオンのページで知りました。そこには「米国撤退後の世界に備えよ」と題した著者ゼイハン氏の談話記事と氏の紹介が書いてありました。記事の一部を下に置きます。
グローバル化が進んだのは第2次大戦後、米国が世界の航行の安全を守るとともに、自由市場を開放したからにほかならない。米国の狙いは、ソ連と対抗するための仲間づくりだった。実際多くの国々は米国の側につき、安全保障政策の主導権を委ねた。だが米国は、もはやグローバル化を主導する意思を失った。背景には二つの要因がある。
第一に冷戦が終わりソ連の脅威が去った。新たなライバルである中国はソ連ほど日常的な恐怖をかき立てず、多くの米国民は中国を抑 制・反撃するための包括的な同盟の必要性を感じていない。第二に、産業化が加速して都市部に人口が集中し、農村では労働力として重宝された子供がむしろ負担になった。この結果、自由貿易の前提となる旺盛な消費も生産力も失われつつある。
そこへトランプ大統領が登場し、脱グローバル化へ・・と記事は続きますが、記事の紹介は中断し本書上巻の内容をまとめたサイト二つを下に置きます。興味ある方ご一読ください。
ブックレビュー『「世界の終わり」の地政学 上巻』|梯 慶太 Keith Kake
「世界の終わり」の地政学 上 〜野蛮化する経済の悲劇を読む〜 - E.I.S | 組込みシステム技術者向け オンライン・マガジン
レシピは「バサのフライ」と「さばの生姜煮」です。バサという耳慣れない魚を見たのは近くののスーパーでした。ヒラメの切り身にそっくりで品名「バサ」と書いてある。料理は「フライ・ムニエルに適している」とあり、値札の隣に「ー20%」のシールが貼ってあります。わたしは値下げのシールにつられて1パックかごの中に入れました。
その「バサ」をフライにしましたが、これがまことにおいしい! 近くに住む娘家族にも試食して貰いましたが「メッチャおいしい!」と好評でした。この「バサ」が何よりも気に入ったのが栄養成分です。100gあたりの熱量54KCal、たんぱく質11.4g、脂質0.9gで低カロリーでたんぱく質が多いので、フライにしても高カロリーにならないのがよろしい。
レシピを「バサとさば」にしたのは、名前が好対照なうえ淡水魚と海水魚、白身と赤身、低カロリーと高カロリーなども対照的なのが面白いとおもいました。今回「バサ」のコストは1パック4切れ160gが(定価のー20%)で200円でした。安くておいしい「バサ」をお試しください。
バサは別名パンガシウスと言い、ベトナムなどで養殖される淡水魚で、ナマズの一種 といいます。フライにするとおいしいと説明書きにあったので「物は試し」で作りました。 ヒラメに似た白身の魚で、ムニエルも試しましたが、フライが一番おいしいと思います。 参考までに、似た名前の「さば」のフライも作って栄養成分を計算しました。 材料 ・・2人分 バサ切り身 4枚 160g ・・塩胡椒を軽く振ってしばらくおく ホウレンソウ 2株 30g ・・サラダ用ホウレンソウを3~4センチ巾に切る ピーマン 1こ 30g ・・四つ割りして茹でておく 塩胡椒 適宜 小麦粉 適宜 玉子 1こ 50g パン粉 適宜 揚げ油 適宜 作り方 1.塩コショウしたバサに浮き出た水気をペーパーで拭き取る。 2.バサに小麦粉・溶き卵・パン粉の順にまぶしつける。 3.170°~180°に熱した揚げ油にころもづけしたパサを入れる。 ・・鍋の大きさ・脂の量にもよるが、一度に揚げるのは二つくらいにする・・ 4.バサが浮き上がって色づいたら、箸でつまんでチリチリ振動が伝わればOK. 5.油を切ってペーパーかすのこに移す。 6.容器に移し、付け合わせのピーマンとホウレンソウを添えて出来上がり。